China cuts finance pledge to Africa amid growing debt concerns

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注目のコメント

• 梅本 優香里

  アフリカビジネスパートナーズ

  ・2022年01月04日

  中国が3年に1回開催する中国・アフリカ協力フォーラムで、これまでとは違う方向性が示されました。中国のアフリカ投資は兼ねてより「債務の罠」「新たな植民地主義」などと西側諸国から非難されてきましたが、無償支援やインフラ特化が鳴りを潜め、民間、現地銀行を通じた比較的まっとうな融資に転換しています。
  
  このフォーラムは、アフリカとの関係性、端的にいうといくら融資や支援を行うかを発表する場で、日本のTICADに対応するものです。無償融資や支援の大判振る舞いやインフラに集中する方針が撤回または一時中止され、民間融資含めた内容となり、インフラよりもアフリカからの輸入を促進し貿易黒字を是正するという内容になっています。
  
  アフリカに対して消極的ともえますし、コロナを経て既存の債務返済が厳しいなか様子見しているともいえますし、民間や現地銀行を活用した規律ある融資に振ったともいえそうです。