起業家・SKY-HIが考える、日本の音楽業界「再興のシナリオ」
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注目のコメント
これはメチャメチャ面白い。
SKY-HIこと日高さんって、プロデューサーでもあるんですが、やはり自らがアーティストとしても活動している人が、日本の「CD偏重のビジネスモデル」をこうやって俯瞰的に批判するのって凄いことですね。
甲斐さんがボーイズグループ発掘育成オーディション「THE FIRST」をめちゃプッシュしてくれたので、一通りYouTubeを見ましたが、日高さんのクレバーさが印象的だったので、いろいろと腹落ちするインタビューでした。
世界的にはCDビジネスってもう一昔前の話なはずなんですが、日本は何だかんだ握手券とか、特別パッケージとかで生き残っていて、今もそのビジネスモデルの維持が前提になってしまってる企業が少なくないみたいですね。
それ自体は日本がガラパゴスという意味で、他の産業でも珍しい話では無いんですが、この「CD偏重のビジネスモデル」が実はアーティストの収益という面で見るとメリットが薄くなっているというのがポイントですよね。
ファンはアーティストのために買っているのに、実はそのお金のほとんどがアーティストに届かない。
それがクラウドファンディングや、アーティストによるD2CとかNFTを使ったデジタルグッズだとファンの応援としてのお金が直接アーティストに入るわけで。
ここで日高さんが指摘している音楽業界のビジネスモデルの革命は、間違いなく日本のアーティストにとって必須な革命だと感じます。「THE FIRST」のことはあまり認知をしておらず、Nizi projectや girlsplanetのような印象で見ていました。Nizi projectで言えば、JYPさんが人柄としてもすごく特徴的で、結果としてproject全体の人気を引き上げたイメージです。今回初めてSKY-HIさんについて知ることができ、内面に持たれている思いや行動力に大変感銘を受け、番組をリアルタイムで見てみたかったと思いました!
よりSKY-HIさんの魅力が視聴者に伝わると、人気も増し、コアファンも結びつきが強くなるのではないかと感じました。
地上波でもお目にかかる機会が増えたグループですので、今後注目していきたいです。日高さんが仰っているように、アーティストを応援しているのにそこに入らない。著作権者とレーベルにほとんど入る構造に違和感はありました。
今の時代、SNSの爆発的な普及やコロナ禍の影響もあり、「広告収入」として設立した個人チャンネルに収益が入るようにはなりましたけど、会社(事務所)ではそういった動きは見られないのが現実です。
個人的にはとても楽しみにしています。