起業国家スウェーデン発、要注目のメタバース関連スタートアップ
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メタバース関連でスウェーデンが注目される理由は主に2つ挙げられる。
1つは、スウェーデンに多くのベンチャー資金が流れ込んでおり、イスラエルを超える世界の起業国家に変貌している点だ。
スウェーデンに注目すべきもう1つの理由は、同国がゲーム開発に強いという点にある。我々のファンドは欧州全体をカバーしていますが、欧州の中でもスウェーデンは特に注目しています。この記事にもある通り、人口あたりの起業家率が非常に高く、最初からグローバルなマインドセットを持った起業家ばかりです。また、スウェーデンの連続起業家曰く、冬は寒すぎて外にも出れないから皆仕事に没頭するのだとか？
スウェーデンは、Spotifyマフィアが先輩起業家として若手起業家に多くの知恵と資金を提供しており、スタートアップエコシステムを厚くしています。先日フィンランドのWoltが€7Bnで買収されましたが、今後Woltマフィアがフィンランドのスタートアップエコシステムを牽引していくのではないかと言われています。Woltの大成功で起業家を目指す若者が増えたとも聞いています。ベンチャー資金が流入するスウェーデンは、メタバース関連のスタートアップにとって開発資金を集めやすい環境にあり、有望な企業が登場する可能性が高いとのこと。
2020年における同国ゲーム産業の収益額は、33億ユーロ（約4271億円）と前年比43％という驚異的な伸びとなったことが明らかになった。
これに伴い、2020年のゲーム開発企業数は、667社と2015年の321社から2倍以上増加。雇用人材数も、2020年は6596人と2015年の3709人から2倍近い伸びを見せているそうです。
