20代の頃の僕が小説家でもデザイナーでもなく起業家を選んだのは、期待値が高いと思ったからだ
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白状すると、20代の頃の僕がデザイナーでもなくミュージシャンでもなく起業家を選んだのは、一番期待値が高いと思ったからだ。
起業することは難しくない。副業なしに食えているミュージシャンは1,000人そこそこなのに対して、日本国内には280万の法人がある。
(中略)
僕は自分の「ない才能」を認めながら、それでも息吹くことのできるニッチを求めてさまよってきた。
でも「需要に応えること」を目的化したくはないともずっと思ってきた。あくまでも冒険の途中でくたばらないためのベースキャンプとして市場を位置づけたい。多くの小説家やミュージシャンや研究者が目指すように、フロンティアを切り拓きたい。それ以上の贅沢を僕は知らないのだから。