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「世界中の善意がアフリカの産業を殺している」古着リサイクルに秘められた不都合な真実

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  • 時代、ニーズに合わせた対応の必要性を感じた。
    古着リサイクルがアフリカにおいて経済の圧迫や過剰供給になり処分していることについて知らなく、また援助だと思っていたことが逆に問題になっていることが悲しく感じた。

    なのでアフリカの現状を踏まえた上での対応が必要であり、アパレル業界においても古着以外の面での取り組みが今後求められるのだろうか。
    アメリカにおいても自国の産業を守るためでもあるがアフリカが前進する姿勢を閉ざすようなことは先進国として行ってほしくないと感じた。


注目のコメント

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    アフリカビジネスパートナーズ

    ESG、SDGsの盛り上がりと同時に、グリーンウォッシュに関する記事も増えていますね。同じテーマで先日ピックされていた記事はこちらです。

    https://newspicks.com/news/6506268

    アフリカ各国の経済に対して広く効果があるのは、古着の輸入に対する関税率を上げて過度な流入を抑え、同時に諸外国がアフリカでつくる衣料品を免税で輸入するようにすることだと思います。米国は、アフリカに対する古着の最大の輸出国で、アフリカに古着のごみの山をつくっている張本人でもありますが、同時にクリントン時代にできたアフリカとの間の特恵関税によって、アフリカで生産された衣料品を免税で輸入できる仕組みを導入しています。これにより、アフリカの複数国では、工場や医療現場でつかわれるユニフォーム、シーツなどから店頭で売られる衣料品までが競争力をもって米国に輸出できるようになり、これによって現地に縫製産業が生まれ、育っています。規模の大きな買取先がなければ技術が育たず、結果として国内向けに衣料品をつくることもできず、古着の輸入を止められないので、ここがスタート地点かと思います。

    たとえば日本が、アフリカで生産された衣料品の関税を免税にすれば、アフリカで製造を行う日本のアパレルは確実に増えます。

    最終的には古着に限らず新品の現場でも起こっている衣料廃棄物を減らし、さらには人々が使う衣料の量を減らすことかと思いますが、その過程で、生産地のシェアは途上国に振っていくのが、経済も環境も両立できる現実解かと思います。

    なお、この米国の特恵関税は衣料品に限ったことではないので、米国はシェールガス以前はナイジェリアからの原油輸入にも使っていました。いまでもコーヒーなど農産物の輸入にも使われています。


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    ヴィジョナリーブランド株式会社 代表取締役社長

    「援助ではなく経済をもたらす仕組み」が、大事だと痛感します。もちろん一定量の古着はアフリカのような国や、生活に困っている国には、有難いことですが、大切なことは困っている国にどうやって経済をもたらし、持続可能にしてお互いにwin-winになるか。

    実は、ザボディショップ では創業者のアニータ・ロディックが、まさしく「援助ではなく経済を」という信念で45年前からコミュニティフェアトレードを実施しています。奇跡の木といわれるモリンガは、ルワンダの産地でフェアトレードですし、シアバターもガーナとのフェアトレードです。

    古着は、リサイクルをして別素材にするエコプライ(古着から作られた内装素材)など出てきており、ザボディショップ でも実際古着を含むリサイクル素材を店舗の内装に活用しています。古着を別素材にリサイクルし、もっと積極的に活用していく企業が増えていけば、こういった問題は解決していくなと痛感します。企業は社会を良くする力がありますから。


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    日本IBM サステナビリティ担当 シニア・マネージング・コンサルタント

    リユース・リサイクル用と称されて途上国へ流入するも、実際には有効活用されずに廃棄せざるを得ない状況となったり、使用できる部分のみピックアップされて残りが不適正に処理され、その地を汚染することに繋がったりすることは、中古衣類だけではなく電気電子機器や自動車などの他のモノでも起こっています。

    送り出す側はは良かれと思ってやっていたとしても、ルートを一歩間違えたり、量が適切でなかったりすると、逆に環境汚染を拡大するおそれがあることは、認知されるべきと思います。

    ごみ問題がグローバルなものとして認識されるようになってきた昨今、中国の輸入規制やEUの廃棄物輸送規則などのように、送られる側も送る側も取り締まりは厳しくなると考えられますが、商品を世の中に送り出す事業者自身が、もっと使用済み製品の行方を認識したうえで、大量生産や短いライフサイクルのビジネスモデルを見直したり、適切な回収や国内循環のための仕組みづくりに本腰をあげていく必要があると思います。


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