• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

欧米で新規感染者数が最多更新 オミクロン株猛威

198
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

選択しているユーザー

  • 雑用係

    渋谷大丈夫?


注目のコメント

  • badge
    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    ニューヨーク州では感染者数が1日あたり76000名程度にまで達しています。検査の陽性率は20%を超えており、実際の感染者はさらに多いと思われます。それは、現場でも肌で感じられます。

    入院リスクが低下しているのは間違いないと思いますが、あまりの感染者数の増加によって、医療負担は確実に増加しており、現場で診療にあたっている実感としては、昨冬とすでに同程度までには達してしまっていると思います。

    また、昨冬より厳しいのは、感染の広がりがスタッフにも大きなインパクトを与えており、看護・医療スタッフの確保が昨冬よりも厳しいことです。これが、デルタの感染流行時以上に感染者が増えていることの最大のインパクトです。

    幸いまだベッドが不足する状況にはなってはいませんが、すでにスタッフが不足する状況にはなっていて、医療機関の緊張は急速に高まっています。少なくともニューヨーク州に関しては、決して楽観視できる状況にはありません。私個人も、年末年始は通常の約2倍の診療を求められています。日本の医療スタッフは万が一に備えて、ブースター接種の完了を急ぐこと、会議は再び全てリモートに戻すこと、患者の診療時にN95の使用を徹底することなどが必要と思います。


  • badge
    東京慈恵会医科大学葛飾医療センター 小児科医・アレルギー科医・医学博士

    12月29日までのデータをまとめた英国の報告書を簡単にサマライズしました。

    https://newspicks.com/news/5512167?ref=pickstream_5351485

    ****************

    ▷重篤な転帰
    オミクロン株感染者計815人が、救急医療機関に入院または転院。
    入院者の年齢層は0~100歳(中央値:45.5歳)で、60.9%が40歳以上、30.8%が70歳以上。2021年12月29日までに、オミクロン株診断から28日以内に死亡したのは計57人。
    オミクロン株による入院リスクはデルタの約3分の1(ハザード比0.33;95%CI:0.30~0.37)。ワクチン2回接種後は、ワクチン未接種に比べリスクが65%低下。さらに3回ワクチン接種後81%まで低下。
    サブ解析で、5~17歳のオミクロンは、デルタに比べて入院リスクが低い(HR 0.42;95%CI 0.28~0.63)。

    ▷ワクチン有効性
    ワクチンの感染予防効果は、オミクロンはデルタに比べて効果が低い。
    アストラゼネカを2回目接種から20週後以降、オミクロンに対する感染予防効果はみられず。
    ファイザーやモデルナを2回接種20週後にはワクチンの感染予防効果が10%程度に低下。しかし3回目接種後2~4週目に効果は、約65~75%まで上昇(5~9週目に55~70%に、10週以上で40~50%に低下)。
    一方で入院予防効果は、ワクチン1回接種で52%、2回目接種2~24週後で72%、2回目接種から25週以上で52%まで低下。
    3回目接種2週後では88%のリスク低下。

    まとめると、オミクロン株に対するワクチン効果は、デルタと比較し低く、そして急速に低下。しかし入院に対する予防効果はある程度高く保たれ、特に3回目接種後、入院に対するワクチン効果は90%近くになる。

    ************
    少なくとも、インフルエンザや風邪と同程度のリスクとは言えず、入院から中央値5日で亡くなっており、40代の方もなくなっています。
    しかし、3回目の接種後あたりから少し落ち着ける可能性が高くなりそうな印象です。
    侮らず、しかしバランス良く捉え、ブースター接種をすすめていくフェーズと思います。


  • badge
    総合内科医 医学博士

    イギリスからの報告では、オミクロン株の入院リスクがデルタ株の約3分の1とされており、他の国からのデータでも程度の差はありますが、弱毒化の傾向がみられます。一方で、欧米を中心に爆発的な感染力が報告されており、私が勤務するニューヨークでも悲惨だった2020年4月の感染者数の約10倍ほどの感染者が出ています。

    オミクロン株自体の弱毒化や、ワクチン接種が普及したことにより感染しても入院や重症化をある程度防げることから、感染者数そのものが医療逼迫に与えるインパクトはこれまでの感染流行とは異なっています。一方で当然ですが、入院リスクが3分の1でも感染者数が3倍になれば同様の医療逼迫が起きます。この感染爆発はオミクロン株の市中感染が広がり始めている日本でも今後1~2ヶ月の間に起こる可能性が高く、感染爆発を想定した計画を立てておく必要があるでしょう。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか