北海道沖に国内最大級風力発電所 ノルウェー大手計画 出力は泊原発の2倍
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エクイノール社は元々はスタットオイル社でしたが社名から「オイル」を取り除いて再生可能エネルギーと低炭素分野の比率を高めていて、北海でも浮体式風力発電の実績があります。
一方で、誰が受注するにせよ、日本の場合、再生可能エネルギーは発電所の立地(北海道や東北など)と需要が多い地域(都心部)が離れているのがネックなのですが、北海道については関東に送電する海底ケーブルが計画されています。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA239120T20C21A6000000/2021/12/24の3つの公募案件の事業者公表の結果並びに最近のMETIの動向及び報道からすると、日本の海域での事業者の公募は①先行事業者がいても公募はあくまで価格重視で評価されることと、②今後セントラル方式に向かっていくため、エクイノールが事前に地ならししたところで事業者の選定にはほとんど影響しないのだと思います。
むしろ、12/24の発表を受けて、エクイノールなど外資系企業や国内再エネ企業がコストと手間暇をかけて日本での洋上風力発電の開発業務を継続するのかはどうなのでしょうかね。Equinorはもともと(そして今でも)石油・天然ガスの会社なので、オイルプラットフォームで蓄積したノウハウがあり、それを浮体式風力発電に応用しています。再エネにかなり力をいれていますが、Equinorの人と話をすると、やはり石油・天然ガス事業の方が全然儲かる、ということで、すぐに石油・天然ガスから手を引く、ということはなさそうです(ノルウェーは今すぐにでも石油・天然ガスの採掘を辞めるべき、少なくとも段階的にグリーンシフトを、というような議論は活発になされています)。