デスクトップ・メタルと韓国産業技術研究院が提携し、韓国の中小企業への金属バインダージェット方式の導入を加速
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バインダージェット方式は、金属粒の上にほしい構造の2次元スライス模様の分だけバインダーと呼ばれる結束材をたれ落として熱で固める。そのため、周りに支えるためのホルダが要らない。つまり複雑な形を作るための制約にもなるホルダをなくせるという事で、人間の工芸力に制約されずに人間の想像力を最大限実現できる3Dプリンティング技術ということでしょう。
大田区や東大阪の金属板金加工という工芸力、職人技といった日本のお家芸がこれまで重宝されてきましたが、このバインダージェット方式の登場でそのニーズが3Dプリンティング(最近ではAdditive Manufacturingと呼ばれることも多いようですが)システムに代替されていく可能性があるので我々もその導入や開発を加速させるべきでしょう。