【必読】米ベストセラー本に見る「健康・幸福論」の最新形
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「Stupid Things」というタイトルは、つい手に取りそうになります。直訳は、「歳を取ったらやってはいけないバカなこと」ですから。苦笑いしながら、「どれどれ、どんな内容?」と自分と照らし合わしそうです。
そして、レジリエンスに関する本が多いことも、面白いですね。アメリカでは、「レジリエンス」を、スキルの一つとして必要という意味で、よく使います。レジリエンスとは、困難にぶつかった時に「うまく適応できる能力」のこと。
確か、注目するようになったのは、第二次世界大戦のホロコーストで孤児となった子供の追跡調査で、トラウマを克服し充実した人生を歩んでいるケースと、トラウマから抜け出せずにいる場合との違いから、レジリエンス=適応する力があるか否かだったらしいです。
米系企業では、レジリエンスがコンピテンシーの一つとして、個人の評価対象に入っているケースもあるほど、フィードバックでも活用されたりします。よくアメリカでは、「book smart(学校の好成績)であるより、street smart(社会で生き抜く賢さ)であれ」と言われます。Steeet Smartとは、まさしくレジリエンス。社会に出ると、特にレジリエンスのスキルを身につけることは、重要ですね。結構、安直なハウツー本ばかりに見えるのは私だけでしょうか?自分を変える本などは、3-5年ごとに買って試してはみても、結局は変わらないともうデータで結論がでていると思います。この大きな時代の変革期に、私ならもう少し遠大な文明論で土台を固める読書をしたいと思います。何冊かはその手の本もありますね。
詩って、本当に人にとって必要だと最近思います。
良い詩が自らを助くると感じていたので、ビビッときました。
「詩は心の中に、不安以外の要素が入り込むためのスペースを作ってくれます。すると、世の中に希望を見いだしたり、自分を理解してくれる相手を見つけたりすることができるようになるのです」と博士は語る。
「心の病気に対して、私は必要であれば薬を処方します。セラピーを行ったり、運動療法や瞑想を勧めたりすることもあります。それとまったく同様に、私は『詩』も処方しているのです」