首相、全希望者に無料検査実施へ オミクロン株の市中感染地域
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オミクロン株の蔓延地域に対する無料PCR検査でしょうか。非常に感染力が強いとされていることから感染者の早期発見につながればよいのですが、感染者の全員が捕捉されなければ実効性が少ないと思われるので、感染者を確実に捕捉できるか否かで対策の評価が分かれると思います。
現在の中国のケースでは、新型コロナウイルスの感染は散発的に出ているものの、大きな拡大は見られていません。中国の政策でキーになっているのがこのPCR検査ですが、中国の場合は感染者を出したエリアの「全員」に対し「何百万人の規模で」実施している点が今回の日本政策とは異なります。当然、検査で陽性が判明すれば即座に隔離されます。
深刻な範囲に拡大する前の対策とするなら、エリア全員を対象にするPCR検査を実施し判明次第隔離する必要があります。しかし「希望者だけ」となると、隔離される可能性を嫌って最初から受けないという考えの方には効果がありません。また、無症状の方に対する検査実施率は上がらないと思います。
したがってこの政策がラフな実態調査目的ならある程度は理解できるものの、感染拡大防止目的なら実効性には相当に疑問があり、「注意喚起の宣伝」として一定の効果があるかもしれないという位置づけになると思います。オミクロン騒ぎの真っ只中に日本に入国して感じたこと。
1. 日本では、所謂知識人、ハイクラス、国際派の人々ですら、報道の作り出した「恐怖・脅威」に怯えており、しかも、鎖国していれば嵐が通り過ぎると(恐らく本気で)思っている。
2. これらの人々は、根本的に世界に対して興味が無く、鎖国しても自分は幸せに生きていけると思っている。当然、自分事以外には興味関心は無い。
3. 恐怖は人為的に作り出せるらしい。まるで、イラク戦争開戦前の「大量破壊兵器」の幻想やマスコミの煽り立てる恐怖の成長を見ているかのようだ(勿論侵略と鎖国は全く違いますが)。検査を受ける人は、外出できなくなっても困らない人。
(リモートワーカーや年金暮らしの老人等々)
検査を受けたがらない人は外出しないと困る人。
(現役世代で出社しないといけない人や学生さん等々)
感染拡大させるのは当然後者
あんまり意味ないような気がするけどなー