東京の市中感染、クリスマスに始まれば2月に3000人超えか AIが試算 開始時期が封じ込めのカギ
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オミクロン株での過去データがない日本においてこれからの感染者の傾向を予測するためには、外国でのオミクロン株の拡大データを学習させる(入力する)必要があります。また、ワクチン接種率のデータを学習させる必要があります。記事のもとになる研究成果にはこの前提が明示されていませんが、文脈から推察すると踏まえられていないように読めます。
ワクチン接種率の向上を計算式に入れた場合は、一般的には感染者数の増加が抑制されますが、オミクロン株に置き換わることを計算式に入れた場合は、そもそもオミクロン株はワクチンをすり抜ける確率が高くワクチンが効きにくく(3回目接種によりある程度回復)、感染拡大させる力が非常に強いため、「新規感染者」という点においては、これまでにない急速な拡大が計算結果として現れるかもしれません。
個人としては感染拡大の前提に立った心構えと行動が必要だと思っています。(医療機関が受けないと予想されるときの感染は避けたいので。)
オミクロン株の特性(特に感染力に関する内容)を別記事でまとめています。
「『市中感染想定し対応を』オミクロン株感染力『推計4倍』―厚労省助言組織」(時事ドットコム 2021年12月17日)
https://newspicks.com/news/6470070?ref=user_1310166
ECDC(欧州疾病予防管理センター)は、オミクロン株によって引き起こされる症例が急激に指数関数的に増加すると、重症疾患の症例が増加し、入院の増加からすぐに医療制度を圧倒する可能性があることから、オミクロン株の拡散の影響を「非常に高い」と評価しています。
「Assessment of the further emergence of the SARS-CoV-2 Omicron VOC in the context of the ongoing Delta VOC transmission in the EU/EEA, 18th update」(欧州疾病予防管理センター 2021年12月15日)
https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/covid-19-assessment-further-emergence-omicron-18th-risk-assessment新規感染者というドンブリ勘定はもうこりごり。
無症状、軽症、中等症、重症に分けて発表してほしい。加えて年齢層の内訳も示してほしい。で、仮に10代20代の感染者のほとんどが無症状かつ重症者数がゼロというデータであれば、10代20代の方たちには積極的に街に出て経済を回す役割を担ってもらうべき。