日本は「安い」から観光立国になるのか?
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注目のコメント
「安い日本」には観光立国化の道しかないのか
https://toyokeizai.net/articles/-/477223?page=3
という記事を読みましてん。><。
ーーー記事よりーーーーーー
観光立国化と総括すれば聞こえは良いし、実際にそれしか道はないのかもしれない。しかし、それは流入してくる外国人に「尽くす」経済である。どうやって国内居住者の消費・投資を伸ばし、その社会的厚生を高めていくのかは新たな課題として浮上する。現実世界を見る限り、少なくとも観光で身を立てる国が世界で影響力を持つプレーヤーになる可能性は高くないように思う。
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うむむ…。そう、外国人から見て、日本が何もかも安いっていうのは事実です。日本はバブル崩壊後、長い不況の中で給料がなかなか上がりませんでした。給料の上がらない消費者に買ってもらうために、なかなか商品価格も上げられません。デフレってやつです。しかも日本企業の努力はすさまじく、より良いものをより安く、提供してきたのです。
「良いものが安い」ことは、外国人旅行者にとっては、とても魅力であることは間違いないでしょう。
でも、安いから観光立国になるわけじゃないんです。
あと、なんというか「観光で食べていく国なんて二流」という雰囲気を感じてしまうのも悲しい。昔から思っていたけれど、日本社会では観光って産業はどうも下に見られる傾向がある。
お金持ち観光客に対して貧乏な国民が尽くして「お金を落としていただく」イメージなのでしょうか。
ものづくりニッポン、は格好良くても、観光立国ニッポンは恥ずかしいのでしょうか。
だからこそ、「観光で身を立てる国が世界で影響力を持つプレーヤーになる可能性は高くない」のでしょうか。
観光産業に関わる全ての人の誇りのためにも、「安いから観光立国になるんじゃないんだよー」ということを日経COMEMOのnoteに書きました。
ぜひインバウンド観光市場の可能性しかない未来を実感してみてください♪「日本企業の努力はすさまじく、より良いものをより安く、提供してきたのです。」
製造業は、生産性の向上でカバーしたけど、観光業をはじめとするサービス産業は、生産性向上ではなく利益を削って努力するから、こうやって金融業の人に下に見られるのかなと思います。