【直撃】私たちはこうして「ファブレス」で車を作る
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ことし10月に物流大手のSBSが中国製のEVを購入したと発表した時、関係者の間ではちょっとした話題となりました。
自動車産業と言えば日本の基幹産業。にもかかわらず、脱炭素を迫られる物流業者が中国を選んだからです。実は、中国は早い段階でEVシフトをしていたので、いつかこうなると「予言」していた人は少なくありませんでした。(NPでも→https://newspicks.com/news/2257859)
ただ、「中国の車、本当に大丈夫?」という論も根強かった中で、ついに今回、実現した形というわけです。
そしてこの話が面白いのは、ただ単にEVを輸入した、という話にとどまらないところです。
「EVはもう世界中にあるんだから、一から作らずに改良すればいい」
そうした考えのもと「ファブレス」で作られた車だというのです。一体どういうことなのか。インタビューを是非お読み下さい!面白いですね
春先に佐川急便が導入を決めたというEVも日本のベンチャー設計で、中国メーカーが製造というモデルでしたが、そういうバリューチェーンの水平分業が出てきたということでしょう
https://kuruma-news.jp/post/367079
このレイヤーを「企画設計」と呼んでも間違いではないですが、記事を読んだ感じでは「認可含めた日本向け導入対応」のためのカスタマイズやテストと呼んだほうがしっくりくる気がしました
物流などの目的が決まっている法人車両は機能性が最重要で、居住性やデザインなどの官能的価値はあまり求められないので、こういう座組はフィットしやすいですねパナソニックのネバダ工場(テスラの最初のギガファクトリー)も償却費が嵩んで赤字を解消したのはつい最近。バッテリーの変動費(希少資源の原材料の価格)の割合の高さもさることながら、ここは日本政府がどう考えるかです。
>日本企業が新しいバッテリー工場をつくろうとすると、基本的には自社で設備投資をしなければいけません。
>一方、中国のように政府からドンと補助金が出ると、やはりその分、最終的な価格にも跳ね返ります。こういった仕組みが背景にあって、中国のバッテリーは世界の中でも変わった価格構造をしています。