マック、フライドポテト販売制限 北米からの輸入遅延で
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バンクーバーの水害の影響だけでなく、アメリカの破綻しつつあるコンテナ輸送の問題もあるのかもしれない。
下記のNYT記事が米国の港湾流通の破綻を克明に描いている。
https://slownews.com/stories/6HWXc53WLng/episodes/sVTheDjFzLA#start
注目のコメント
フライドポテトの種はリーファーコンテナで輸入します.リーファー貨物の運賃は比較的高く,日本向けの貨物はきちんと積んでもらえますが,混雑のためにコンテナ輸送が遅延していて,その影響を受ける形となっています.
2014-15年のILWUとの協約更新の際にも同様の案件が起こりました.今後はある程度在庫を厚くするなどの対策を取るというのが重要で,保存がきくものについては,在庫費用が高くなってもそれしかないんじゃないかと思います.この記事には言及がありませんが、水害とともに、元々のコンテナ不足が影響しているのではないでしょうか。マクドナルドのリリースには「コロナ禍が与える世界的な物流網への影響により、輸入遅延が発生」とありました。冷凍加工ポテトの不足は、19日放送の『報道の日2021』でも取り上げました。
コロナ前から、米西海岸から日本行きの海運コンテナは「空(から)」の状態のものが増えていたようです。2020年のコロナ禍を境にこの流れは加速。船は日本に来るが、ほとんど荷物は積まれていない・・・ コロナから回復基調に入ったアメリカで消費が急増し、中国→米西海岸の物流が活況になりました。専門家によるとこのルートの運賃が値上がりし、米西海岸発のコンテナを“空”にして、少しでも早く中国に戻った方が、海運会社は高い利益を得られる現象が続いているようです。
仲介する企業曰く「日本がコンテナを買い負けている」とのこと。不思議な現象ですが、北米からの「空」コンテナが日本を通過することで、加工ポテトの不足も起きているようです。