1人で4人介護可能に 政府、生産性向上へ規制緩和検討
日本経済新聞
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元々の人員配置基準としては、三人の利用者に対して1人の介護職員となっています。が、そもそもこの3:1の根拠はなんだろう?と以前色々と調べてみたのですが、根拠にたどり着けませんでした。戦前戦中戦後あたりの病院や、障害者福祉施設などを参考としているのか?それが1960年代の老人福祉法に繋がり、それが踏襲されてきているのではないかと思っていますが。
つまり、もともと3:1が適正だったのかの議論がないんですね。本来なら2:1でも大変な業務なのかもしれないのに、そこが適正な評価をせずに、4:1に向かおうとしているのは、生産性向上の文脈では正しいのですが、懸念することも多いです。
実際に、見守りは10:1でも良いかもしれませんが、食事介助や入浴、排泄介助など、まだまだ1対1でやらなければならない仕事があります。一定の業務の配置を基準にしてしまった場合、他の業務・オペレーションへの支障が生じないか、総合的に判断しなければならないと思います。
注目のコメント
センサー類の進歩は分かりますが、
何かやる必要が出てきた場合には、
今まで以上に1人の介護職の負担が
増えるだけかと思います。
1人で4人担当させるのであれば、
基本給を3-4割上げるとかしないと、
結局は労働力の搾取になるだけです。
介護職員の肉体への負担を緩和する為にも、
海外の施設などの様に
入居者のベッドから車椅子、
車椅子から椅子やトイレ、
介護用お風呂などへの移動に
リフト利用を義務化したり
する必要もあります。