アップルの年収は7400万円超!? 米企業の強烈な稼ぐ力とその源泉
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「企業の価値」をその財務的な価値だけを見るのがいいのかという問題はまず大きな問題ですが、担っているバリューチェーンの違いはやはり大きい。
結局、物やサービスがエンドユーザーに届くためにはバリューチェーン全体が必要なので、この手の比較で日本がとかアメリカがという事にあまり意味はないように感じる。
もしこの記事の例で日本にとって本当に示唆深い話をするとすると、アップルのように世界で勝っているプレイヤーの一番付加価値が高い部分はアメリカで作られており、それがいい人材をアメリカに引きつけ、結果として国を豊かにしているという事。日本にそういう付加価値の高いファンクションを持って世界で勝っていける企業がいるかはかなり疑問で、今は日系企業も付加価値の高い機能をかなりアメリカにおいてしまっている。AI研究所とか、みんなシリコンバレーにおいてしまっている。
これは鶏と卵的な要素も強いのだが、日本の大学含めて人材育成のあり方を見直さないとなかなか変わらない。
注目のコメント
アップルと比較するのはトヨタではなくキーエンスでしょう。他には任天堂やユニクロ。
どちらもファブレスで企画・開発・設計・販売に集中しており、トヨタと事業の構造がちょっと違います。
=言い換えればいずれもマーケティングと価値の創造に振り切った事業。
もの作りの文脈で記事が書かれていますが、付加価値はマーケティングなどの上流工程で決まり、品質は工程で作り込む。
価値の創造と工程の生産性改善を同列にしたような記事ですね。。因果関係が逆のように思う。
企業の生産性が低いから給料が低いんじゃない。
給料が低いから良い人材が集まらず、かつ横並び賃金で終身雇用だから競争意識が生まれず、生産性が下がるのだ。
ってかもっと端的に言えば、まあ20年前の話ですが、就活で誰が勝ち組、誰が負け組なんて話をみんな学生食堂でするわけです。んで東大理一で最大の「勝ち組」と呼ばれるのはだいたい外資金融かコンサルに行った人。トヨタ、ソニーは二番手。世界どころか日本の理系で一番優秀な人材すら取れていない。
10年くらい前、久々に東大航空宇宙の仲間と集まったとき、酒を飲みながら誰がクラスで最初に年収1000万になって勝ち組だなんて下衆な話をしてしました。彼は保険会社だったかな。もちろん僕はアメリカの職場だったので初任給が1000万ありましたが黙ってました。
20年前、まだまだ日本企業が元気なうちにガツっと技術者の待遇をあげるべきだったなあと思います。