「なぜ東大や京大が上位に入らないのか」世界大学ランキングを信じてはいけない(プレジデントオンライン)
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大学ランキングは賛否が分かれる問題だろう。すでにランキングというシステムが走っている限りにおいて、その競争の土壌に載らない限りはどうしようもないという考えもあるだろうし、日本の大学のランクの低さが、大学での学びの本質的な課題を反映しているという考えもあるだろう。それは事実でもあり、ランキングが高ければ世界から優秀な学生を集めてますます良い大学としての活力をもつこともできるので、ランキングでという評判システムがもたらす共有理解が実際の事実となっていくというプロセスもあるだろう。私自身は大学ランキングというのは結局のところ大学の経済的価値に関する(それも、北米やイギリスがけん引する価値の)指標(ものさし)の一つであり、大学の多様な強みや弱みを判定することはできないと考えている。その意味において、世界ランキングで少しでもポジションをあげることを目標とすることも一つの選択肢ではあるとは思うが、大学が全体としてそうしたことを目指すべきだとは思わない。どういう学生を集めて、どういう教育をしたいのか。そうした方針の策定こそが大切であり、その議論のプロセスの結果としてランキングに関連する指標を取り入れていこうというならば賛成できるところもあるかもしれない。しかし今のランキング議論は(幸福度ランキングにも似たようなところがあるが)無策に市場価値の競争に巻き込まれていっているだけに思えてしまう。
ランキングに異を唱える前に、英語ができず国際舞台で使い物にならないお受験エリートばかり産む、時代遅れの大学教育を変えてください。早くしないと手遅れになる…