パラリンピック3大会連続メダリストが語る“最強のチーム”の作り方
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今回取材と記事制作を担当いたしましたライターのMARUです。
私が道下さんに初めてお会いしたのは5年半前、2016年の春でした。その夏に開催されたリオ大会で銀メダルに涙した道下さんは、チームで奮起し、2021年の東京大会で見事金メダルを獲得。44歳の快挙でした。
道下さんが視力を失ったのは25歳のとき。人生に失望する中で出合ったのが走ることでした。生きがいを見つけると人は人生のどん底から這い上がり、人生を輝かせることができるのだとその走りが教えてくれていました。
福岡にある大濠公園で、144cmの小さな体を最大限に生かした走りで軽やかに走る姿は美しく、喜びに満ちていて、常に笑顔。道ゆく人たちから「金メダルおめでとう!」「ありがとう!」「がんばれ!」「おつかれさま!」と声がかかります。道下さんを世界一にした「チーム道下」ですが、今ではもう福岡の町中の人たちがチームのメンバーのように見えました。
年齢、性別、所属、目標、障がい……個々の違いを最大限に生かして世界一となった「チーム道下」は、最高のダイバーシティ&インクルージョン。チームの中心で輝く道下さんに、目標達成のコツやチームの力を最大限に引き出す秘訣について伺いました。東京パラリンピック金メダリストの道下さんのインタビューの編集を担当しました。視覚障害マラソン、通称ブラインドマラソンは視力によって複数のカテゴリーに分かれて走ります。道下さんは、両目ほぼ視力が見えないに近い状態ですが、伴走者との絆である紐の輪で繋がりながら走ります。
世界トップレベルの道下さんのスピードで走ることのできる伴走者を見つけることも、息を合わせて走ることも、簡単なことではありません。
しかし、伴走者やスタッフ含めた「チーム道下で勝ち取った金メダル」と道下さんが言うほどのチームワークで、みんな一丸になって歩んできました。そのコミュニケーション、ぶつかりあい、リーダーシップ、どれもビジネスや他の世界にも共通するものばかりです。
そして写真の笑顔からも溢れ出る道下さんの明るく人を魅了する人間性。前回のオリンピックから追っているライターMARUさんによるインタビュー記事をぜひお楽しみください。ブラインドマラソンで選手と伴走者をつなぐロープは「絆」と呼ばれています。
東京パラリンピック金メダリストの道下美里さんは「走れば走るほど選手と伴走者の絆が育っていく」と言います。
総勢100人の伴走者との絆づくりについて、たっぷり語ってくれました。