バフェット、ティールも出資。金融を破壊するヌーバンクの正体
- ブラジルでの強烈な不満
- 銀行はクレーム件数が多すぎる
- 1人当たり売上高、4年で6倍超
- LTVは顧客獲得コストの30倍
- バリュエーションを比較する
- クレジットカード依存というリスク
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Nubankは銀行ではありません。が、バンキングサービスを提供しています。クレジットカードの発行会社が預金や投資も扱っているような会社です。
米国のチャレンジャーバンクChimeやCurrent、あるいはスモールビジネスを対象にしたBrexのような存在です。
リスクは与信能力。個人信用情報センターが十分機能していない国々でクレジットカードを発行すると、ある時期まではリボルビング残高を増やすことができますが、不良化しやすい。特に景気の後退局面での耐性が問われます。
時価総額7兆円の屈指の名門クレジットカード発行企業、Capital One Financial Corpをモデルにして経営しているくらいなので、モデルは似ています。
要するにそれをブラジルでやり、先端的なUIUXで武装したらネオバンクと呼ばれる。
インドネシアのような新興国なので、金利は圧倒的にとれます。
それでLTVは高くなりやすく人口も多いので世界一になった。
繰り返しコメントしていますが人口ボーナス大事。
与信力も当然肝になりますが、開示文書を読んでもあまり理解出来ないと思います。他の類似の与信力勝負の新興FintechのようにしかるべきAI投資をしているはずなので、伝統的な銀行よりは与信力が高いと推測しています。
カタカナ表記は初めてみた気がする、新鮮。世界最大のネオバンクがニューヨークに上場した。欧州とアジア中心にもはやたくさんユニコーン、準ユニコーンがいるこのビジネス、本質的な構造はアリペイとさほど変わらない、つまり信用創造、信用マネジメントが本質だろう。もちろん規制当局リレーションマネジメントも決定的に大事。そのあたりが強い経営チームが勝ち残っていくと思う。
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