中国人研究者から技術流出、先端兵器に？日本も「千人計画」警戒強化

コメント

注目のコメント

• 峯村 健司

  キヤノングローバル戦略研究所 主任研究員

  ・2021年12月12日

  中国政府が国を挙げて海外の優秀な研究者らを集める「千人計画」の実態について特集しました。来日した中国人研究者らが帰国後に極超音速兵器の開発に関わっていた実態を調べた公安調査庁の内部資料も紹介しています。米中対立の激化に伴って軍事に関わる先端技術の保護の重要性が注目されるなか、日本政府の対応が問われています。
• Ebata Hisashi

  航空機設計 Windspeed Technologies VP of Programs

  ・2021年12月12日

  米国のアカデミアでは軍事転用色の強い研究(controlled technologies)は輸出管理対象で、従事者は輸出管理法上の米国人(永住者含む)に限定されます。
  わかりやすい例:
  https://www.vanderbilt.edu/exportcompliance/controlled_tech.php
  表中の左側が民生技術ですが、原子力は勿論、材料、ロボット、センサー技術から土木・都市計画までもが対象です。
  (本題から外れますが、企業で機密情報を扱う仕事の場合も、米国籍帰化していても、仮想敵国出身だと許可が降りないと当人から聞きました)
  いつもドンパチやっている国と比べるのは大袈裟かと思われるかもしれませんが、防衛にお金を掛けられず数の優勢など望むべくもないからこそ、技術的優位性が求められます。戦後、市民が安全保障を考える事など稀有だった日本ですが、そろそろ世界の実情を学んで、これまでの脇の甘い状態を是正すべきだと考えます。
• 椿 雄一郎

  アルファレボCEO 元外資系投資運用会社

  ・2021年12月12日

  今さら中国への技術流出を心配するのは、もはや遅く無いですかね？10-20年前ならいざ知らず、現在では多くの分野で中国の研究は日本より進んでいます。
  
  むしろ今後は人海戦術で開発された人工知能等の中国の技術を、いかに日本に取り込むかを考えた方が良い気がします。