政府「デジタル原則」、年内決定へ 対面廃止など5項目
日本経済新聞
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レガシーが大きいほどDXは進みずらいという法則があるとして、この2020年まで存在しなかったコロナ水際対策はゼロからスクラッチで始める事であった故フルデジタルくらい目指すべきところ世界でも稀に見るアナログぶりで膨大な量の紙を提出させられ、それを膨大な人数を雇って目検でチェックしている。
という事で本質は政府行政に携わる個々人一人一人のマインドセット以外の何者でもないと思われる。ぜひこの機会に「時間」というリソースの価値をもう一度考えていただきたいと思います。日本でデジタル化がここまで遅れてしまったことには色々原因があると思いますが、ひとつには時間の価値を低く見積もっていることがあると感じます。つまり、人件費が(他のOECD諸国に比べて)低く、アナログと人海戦術でなんとかなった(というか、してきた)。
人件費の高い国では、そういう選択はできません。デジタル化で機械やオンラインでできる部分はする、それによって人は人にしかできないタスクに集中できるようになり、サービスの質も上がる。そうやって、サービスを提供する側も受ける側も両方でウエルビーイングが向上していくのではないでしょうか。
デジタル化はあくまでも手段で、社会のウェルビーイングを上げていくことが目的です。そのためには時間という有限かつ貴重な資源の有効活用が必要ですが、日本はこの部分への意識が弱いように感じています。