仕事もアートも「動機」が肝心
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なぜチャレンジするのか?
チャレンジすると成長できるとよく言われる。しかし、チャレンジのためにチャレンジでは、その効果は小さい。
問題意識を持ち、しっかりと自分の課題を認識してチャレンジすることが大事。常に考えながらやるということですね。子どもに正解を与えるのは違う。子どもと正解を創りにいく。
ここ数年、特にコロナ禍の2年間で、教育現場において嫌というほど考えてきました。
そこには、子どもの興味、探索、疑問、試行錯誤、協働などの没頭に等しい主体性と、根っこを伸ばし続けるだけの思考力が必要です。
かくいう私も、時には「これが正しい」と意固地になるときがあります。しかし、振り返ると教育の理念とは逆だったと自省し、修正できます。
では、言ってしまえば教育理念という時流に乗れない人(乗らない人を含む)は何に抵抗感を覚えたり、情報を受け取れずにいるのかを考えてみました。
1.子どもの学習スピード低下という時間的コスト
2.発散する疑問に応えるための思考リソース
3.正解を持てないことによる権力崩壊リスク
4.新たなことへの不安感からくる現状維持
5.教師が学ぶための時間空間のないシステム
これでは直感する感情的な嫌気が先に来てしまい、かつての合理性の殻から出てくることはできません。
このあたり、どうすれば学校単位で次のステージに進めるのか、非常に悩ましい問題です。