VWが大型提携発表、EVバッテリーの素材調達
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先のことは分からない。
ただマスキー法を振り返ればやはり似たような議論があり、米ビッグスリーは「すべてのクルマに排気触媒を装着するには世界中から集めても貴金属が足りない」と主張していた。当時触媒を使わないCVCCやサーマルリアクタ方式がクールに見えたのは、資源問題が背景にあった。
排気ガス対策実施後の最初の5年ほどで触媒はペレット型からモノリス型に進化して貴金属の使用量は激減した。さらに10年をかけてメタル型へ進化している。おそらくEVのバッテリーも今後似たような時間軸で改良されていくものと思われる。長期信頼性を確認しながらの開発は、昔も今も長い時間が掛かるからです。