トヨタ、性能に支障ない「傷アリ」部品採用 仕入先の効率・収益改善
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日本って、最高品質をベンチマークにするみたいなとこありますよね。それを超えてなんぼ、みたいな。結果的にすごく高品質のものができあがるけど、凝りすぎてかえって使いにくかったり、消費者が必要とする品質を超えてくるものも往々にしてある気が…笑
個人的にはそういう日本気質は嫌いじゃないのですが、
一般的には需要に見合わない過剰品質はコストを釣り上げるし過剰労働を強いるし資源の無駄だしデメリットしかないと思うので、進めるべき取り組みだろうと思います。どうでなんでしょうねぇ…
こうした対応は、契約実務においては、「特別採用」(略して特採)というのですが、一般的には、通常の製品よりも値引きされる場合が多いです。
そのうえで、万が一、記事でいう「傷」が原因でトラブルがあった場合、発注側と受注側のどちらがその責任を負うのかが、重要なポイントとなります。
記事中でこれらの点に言及がないということは、ゲスの勘ぐりですが、値引きのうえ部品メーカーが「傷」の責任を負う契約内容になっているのかもしれません。
部品メーカーとしては、値引きはともかく、責任の負担についてはさすがに飲めない条件だとは思いますが、果たして押し返せるのでしょうか。
…と、まあ実際のところは外野にはわからない話ではありますが。