トカラ列島で地震170回超「日本全土要警戒」専門家
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注目のコメント
トカラ列島の地震は、プレートの動きとは直接関係がない、個別の地域的な問題によるものです。
陸地が少ないこともあり地質調査がそこまで進んでおらず、大きな断層構造があるのか、あるいは火山性のものなのかもはっきりしません。しかしいずれにしても海溝型の地震とは直接関係ありませんし、ましてや距離が離れている南海トラフ地震とは全くと言っていいほど関係はありませんので、まずはその点をご理解ください。
何の前置きもなく、日本全土要警戒、などと大げさなことをいう専門家なんているのかな、と思って名前を見て、あっ、と思いました。多くは述べませんが、一言で言えば毎日のように大地震が来ると言っているヤベー奴です。
南西諸島は南東からはフィリピン海プレートに押され、かつ東シナ海では沖縄トラフで海嶺ができており北西からも押される構図になっています。そうした中で歪みが生まれて断層が動いても何ら不思議はないのです。今回もおそらくこうした活動の一環です。油断して良いわけではありませんが、落ち着いて見守りたいところです。トカラ列島近海ではこれまでも地震活動が活発化することがあり、今年の4月にも震度1〜4の地震が265回発生しています。周辺の火山活動との関連性は低く、南海トラフとも距離があるので局地的な現象との見方が強いです。気象庁は、今後数日間程度は強い揺れを伴う地震に注意するよう呼びかけています。
日本沈没をドラマ放映しているからと言って、きちんとしたエビデンスなしの不必要な煽りはやめた方がいいです。
トカラ列島はこれまでも群発地震が活発化することが度々ありました。
東日本大震災以降、もしくは阪神淡路大震災以降、日本の地震活動は活動期に入っているという記事は度々目にしています。なので、今に始まったことではありません。
安易な煽りではなく、きちんとしたフォローのある記事を望みたいです。
