魚食が工場畜産から学べる教訓:完璧なる養殖魚を求めて(後編)
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注目のコメント
養殖魚を如何に効率的に肥育させるか
と言う様な畜産業界の意識には
ならないで欲しいと思います。
過体重の肥満生物を食する人達が
健康であり続けられる訳がありません。
自然環境では食べない様な餌を与えたり、
体重を増加させるホルモン剤や薬物を
餌に意図的に加えたり、
ワザと栄養欠乏を起こさせることで、
身に脂肪を細かく均一に入れる様な
食肉獣の肥育のやり方は、
含まれる脂肪酸バランスや残留薬物の問題により、
身体に良いモノでは無くなってしまいます。
異常に多量の個体を狭いネットペン内で育て、
感染症予防と肥育効果の為に抗生剤を餌に混ぜる
と言うことは海洋汚染にもなりますし、
SDGsに反した行為です。
漁獲量した分の稚魚を放流したり、
漁獲量を制限して個体数を減らし過ぎない、
と言う方が循環型かつ持続性のある漁業になります。