「大発見」論文、来春にも はやぶさ2小惑星試料分析
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2011年に初代ハヤブサの結果が発表されたときはScience誌にはやぶさ特集が組まれました。誰もが知る科学雑誌の最高峰。これはすごいことでした。今回もそのレベルの大きな成果があるのでしょう。楽しみでしかありません!
一般的に、どうしてサンプルリターンが科学的にこれほどインパクトがあるのか。一般的に宇宙探査機に詰める分析装置はほんの数10kg。厳選し、小型化して持っていかなければいけません。それに対し、ほんの少しでもサンプルを持って帰れば、地球上のありとあらゆる最先端の分析装置を総動員することができます。その方がはるかに多くの情報が得られるのです。
一例を挙げると、絶対年代測定。放射年代測定をする機器は小型化が難しいので探査機に搭載するのは困難です。
地球には小惑星や火星由来の隕石がありますが、具体的にどの小惑星から来たのかわかりません。また、長い間太陽風に晒され、さらに大気圏突入の際に高熱にさらされます。フレッシュなサンプルではありません。はやぶさの持ち帰ったフレッシュなサンプルが非常に価値が高い所以です。発表前から「大発見」なんて!
僕らの期待も高まるけど、JAXAの現場ではそれどころじゃないほど熱狂してるんでしょうね。
日常を超越した取り組みに、ワクワクが止まりません!人類の長い歴史の中で、自然科学が地球の謎を次々と解き明かしている。それでもなお、まだそれは宇宙レベルでいったらほんの僅かの発見に過ぎない。そう考えると、宇宙のスケールの大きさに圧倒されますね。。