ピボットを経てグローバル戦略へ、そして1兆円企業に…Treasure Data CEO・太田一樹の「忘れられない30分間」
コメント
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孫さんの言葉を借りるなら、「志高く」ですね。常に意識したい言葉です。
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──本当に孫さんは、そういう焚き付けがうまいですね。
太田:「1兆円企業を作ることで初めて一国一城の主になれる」ですからね(笑)。今日、僕がやっぱり一番に伝えたかったのは、目標を「1000億円企業を作る」には置かず、「1兆円企業を作ろう!」と目線を上げることの重要さです。結果として、それが1000億円企業にまでなれば、それはそれで良いことでしょうから。
注目のコメント
日本のスタートアップでここまで壮絶な成長と成功、そして紆余曲折を経てきた会社もあまりないと思います。世界でもトップレベルの技術力を武器にグローバルプレイヤーとなり、そしてARMによるM&Aを経て創業者が返り咲き。ここで語られていることが目まぐるしいドラマの本当に一部だと思いますが、ここまで生々しく内情が語られているのには読んでいてドキドキしました。
これはすごくおもしろい。ピボットもそうだし、NVIDIAによるArmのディールが動き始めたことでトレジャーデータはソフトバンクの支援を受けるようになった。そこから太田さんがCEOに復帰する際の孫さんの説得など。
・ARR30億円でピボット
・社員150人を説得してからピボットをしてから動き始めると遅いと思い、見切り発車
・ARR1000万円以下のディールはやらない
・グローバルに展開しているからどの国でも同じタイムゾーンの顧客がいるからグローバル採用をする
などなど。
参考:
9月に経営体制の刷新とソフトバンク・ビジョン・ファンド2から調達
https://www.treasuredata.co.jp/press_release_jp/20210914_new_strategy/
11月にはソフトバンクなどから2億3400万ドルの調達
https://www.treasuredata.co.jp/press_release_jp/20211104_treasure-data-raises-234-million/