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スーチー氏に禁錮2年 初判決、ミャンマー軍政

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    ジョーシス株式会社 シニアエコノミスト

    奇しくも6年前の2015年のほぼ同じ時期(12月4日)、アウン・サン・スー・チー氏は、ミャンマー軍事政権を率いていたタン・シュエ氏と面会。この面会の前の1か月前の11月8日には、NLDが総選挙で大勝。

    https://www.irrawaddy.com/specials/on-this-day/the-day-suu-kyi-met-her-jailer-and-ex-myanmar-junta-leader.html

    2023年8月に総選挙が予定されていますが、軍政下の選挙管理委員会はNLDを解散させる方針であり、NLDはほぼ確実に選挙参加できません。

    昨日の12月5日、NLD元幹部で長らくスーチー氏と行動を共にしたティン・ウー氏(元陸軍将校)がミン・アウン・フライン総司令官と面会しています。本日の判決の予兆だったのかもしれません(が、ティン・ウー氏は政治的な影響力がないと国際危機グループは分析)。

    スーチー氏は現在、76歳。4年禁錮を終える頃には80歳。その他の裁判結果により、より長くなる可能性もあります。

    様々な立場の方からお話を伺うと、ヤンゴンでは比較的通常の日常がおくれているようですが、爆弾事案もあり、安全対策は十分にとる必要があります。

    以前の軍政と今回が大きく異なるのは、以下の点です。
    ・すでに民主化による軍政以外の体制での自由を得ていたこと
    ・長年の民主化運動で指導者層が高齢化しており、国民統一政府(NUG)を構成する若い人々の指導力等が未知数であること
    ・暴力に対する暴力の応酬が発生していること(地方)
    ・ミャンマーに関する情報がかつてに比べるとリアルタイムに入手でき、国際社会も反応しやすいこと

    他方、スーチー氏らの指導層の次がいないこと(過去の経緯を考えると無理もありませんし、異なる系統の人々が出ていることもあります)、新たな世代が軍政に対抗する手段を少なくとも短期的な有効に持ち得ていないこともあります。

    トピックスで「世代」をテーマに新興アジア政治経済について書きましたが、ミャンマーの場合は、過去の「記憶」ではなく、民政移管からわずか10年ですので、現在進行形の「経験」です。また、民主化と軍政についても、「記憶」のあり方が様々です。
    https://newspicks.com/topics/asia-geo-economics


注目のコメント

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    スーチー氏だけではなく、ウィンミン大統領(同じく禁固4年)をはじめ、国民民主連盟(NLD)の主要閣僚、州首相、国会議員などは、軒並み実刑判決が出ています。
     判決が出ていないのは、国軍についた幹部か、潜伏している指導部だけです。
     国軍の下の司法には独立など無いので、裁判自体は茶番のようなものです。
     勝負は、軍事で決まります。内戦はいよいよ激化し、チン州、ザガイン地方、マグウェ地方などの北西部を中心に、国民統一政府側の国民防衛隊が攻勢に出ています。

    ザガイン地方を進軍中の国民防衛隊
    https://www.facebook.com/watch/?v=474320357704018&extid=CL-UNK-UNK-UNK-AN_GK0T-GK1C&ref=sharing
    国民防衛隊の統治下に入ったマグウェ地方の都市、ミャウン
    https://www.facebook.com/watch/?v=1038583913599169&extid=CL-UNK-UNK-UNK-AN_GK0T-GK1C&ref=sharing


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    東京大学 公共政策大学院教授

    ミャンマー軍は禁錮四年の刑を2年にしたことをやたら強調していたが、問題はそこじゃない。


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