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オミクロン株、風邪ウイルスの遺伝物質取得の可能性=米研究

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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    元論文を読みましたが、比較的ボリュームの少ない研究報告でした。

    オミクロンには、過去の変異ウイルス、アルファやベータと共通する遺伝子変異も見られるものの、全くこれまで見られなかった変異も多数見られており、特に過去の変異ウイルスでは全く見られなかった「遺伝子挿入」が起こっているというのが興味深い点だと著者らは述べています。

    過去の変異ウイルスで見られてきた変異は、いずれも遺伝子の一部が欠けたり、置き換わったりするタイプの変異であり、この「遺伝子挿入」は今回初めて見られたものでした。

    挿入されたのが、ともに感染していた風邪のコロナウイルスの遺伝子情報の可能性、あるいは感染した人の細胞の遺伝子情報の可能性もあるとのことです。

    それが病原性などにとってどのような意味を持つのかは明らかではありませんが、同定されてから2週間やそこらで、このような研究報告が共有されるということ自体、「時代は変わった」と感じさせます。

    論文では最後に、このような変異が起こるのを防ぐ最善の方法は、ワクチンを世界に平等に広げることだと締めくくっているところも印象的です。

    なお、元論文はこちらです: https://osf.io/f7txy


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    専修大学 商学部教授

    査読前の学術論文です。他の科学者の見識を含めて検討された後の状態ではありません。今後、考察や結論が変わる可能性があります。遺伝子がどのように変異していたかという事実は受け入れられても、遺伝子が種が異なる遺伝子の特定部分と「そっくり入れ変わる」との分析・考察であれば、専門家の間で議論を呼ぶのではないでしょうか。

    ウイルスは自分の力では増殖することができず、他の生物に感染し、感染した細胞の中で自分の遺伝子のコピーを作り増殖していきます。これまでは、ウイルスは増殖時コピーを繰り返すうちに遺伝情報を受け持つRNAにごく小さなミスが起こり、そこで指定されているアミノ酸基が変わり、タンパク質の形が変わるとされこの変異したウイルスが変異株です。多種の動物で増殖する際の刺激や、発がん物質・抗がん剤などの刺激、抗ウイルス薬自身の作用(刺激)も変異の原因になることが知られていますが、特定部分の遺伝子がそっくり入れ替わるとは聞きません。

    遺伝子組み換えは他の種の遺伝子をそっくり組み入れてその形質を発現させているわけですが、これが自然に起こるとは考えにくいため、なぜ新型コロナウイルスだけで起こるのかの説明が必要になると思いますし、もしそうであれば非常に危険な性質をもったウイルスとなります。

    まずは専門家の分析を期待します。まさにその作業が「査読」や「学会報告(討論)」ですので、通常はプレプリントでの情報の判断は行わず、専門家間の同僚査読(ピア・レビュー)を待つというのが正しい姿勢だと思います。特に、この論文のような常識を翻すような結論の場合は他の科学者の意見が必要だと思います。(ロイターがこの論文をなぜ世界配信記事にしたのかについて疑問です)

    なお、記事中に記載されている「風邪ウイルス」は具体的に書かれていませんが、インフルエンザウイルスも風邪症状を引き起こすものの「インフルエンザ」と記載されることが多いため、ライノウイルス、RSウイルス、アデノウイルス、エンテロウイルスなどを指すと思われます。従来は、(従来型)コロナウイルスもこのグループにまとめられていました。

    参考資料(第一三共ヘルスケア)
    https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/01_kaze/


  • 1年目ベンチャー企業 代表取締役

    そもそも風邪ウイルスというものは無いと認識していましたが、ウイルス性の感冒症状を総じて風邪ということであればコロナもその一つということで納得します。少しずつ免疫を獲得出来るよう急激な感染爆発の無いようにワクチンは平等に行き渡るように考えなければなりません。
    この国が3回目の接種をするならその分をワクチンの買えない国に送る方が意味があるのでは?


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