たった1時間で設計ができる? 「家づくりアプリ」がいろいろスゴい
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注目のコメント
設計だけでなく、3D加工技術や地域に根ざした材料選定、ファイナンスまで統合的に提案できることは、様々なライフスタイルに合わせた最適な選択肢を見つけ出す上で非常に効果的だと思います。これを更に進めて、庭のランドスケープも含めてデザインに取り入れた間取りだけに縛られない新しい付加価値のある住宅もファイナンスとして理に叶う形で提案がされるようになれば、窮屈な住宅街でない新しい環境が見えてくるかと思います。
大きな潮流としてはCanvaなどとも共通する「デザインの民主化」の流れと捉えることができます。NestingはVUILDが先行して提供するEMARFが家具などで提供していた仕組みを家のレベルに拡張したものです。NestingやEMARFがすごいのは、設計やデザインが誰でもも使えるようになっているだけではなく、製造や施工といった物理面までサービスの中に組み込まれている点です。デジタルとフィジカルが一体となり、設計情報は中央集権的で、製造が地域分散的という新しいモデルです。
VUILDは孫泰蔵氏が運用するファンド・Mistletoeが創業翌年から二度にわたって出資をしているスタートアップです。専門的なスキルがなくても、誰もが設計者としてモノづくりができる世界を目指しています。以下記事で孫泰蔵氏とVUILD代表の秋吉氏の対談が公開されているのでぜひご参考に。孫泰蔵氏の投資領域についても触れられています。
人々を定住から解放せよ! 「Living Anywhere」の思想と実装:Mistletoe孫泰蔵 × VUILD秋吉浩気 対談(前編):https://wired.jp/2020/09/21/taizo-son-koki-akiyoshi-1/
後編:https://wired.jp/2020/09/25/taizo-son-koki-akiyoshi-2/
VUILD サイト:https://vuild.co.jp/