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金融界にパーパス経営、多様化で推進力再考 「脱金融」も

日本経済新聞
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    株式会社日本資産運用基盤グループ 代表取締役社長

    記事内に書かれている通り、ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)が「何を」焦点を当てることが多いのに対して、パーパスは「なぜ」の部分に重視する概念であるという違いはありますが、いずれも商品・サービス等ではなく、企業の存在意義等の根本的なところを明確にするという点では共通しているように感じます。
    財務諸表に記載される物的資産(製品や有形資産等)や金融資産(利益や資本等)のみならず、そこでは目に見える形で表れない組織資産や人的資産、顧客資産等の「見えない資産」こそが会社経営にとって最も重要であるという考え方は、私が弊社・日本資産運用基盤グループを創業した際に強く意識したものです。
    会社は、MVVを中心とする組織資産という基礎がしっかりしていなければ、いかに優秀な人材が集まり、良いサービス・製品を開発できていたとしても、それがなくなった後には何にも無くなってしまいます。
    以前創業・経営していた個人向け資産運用サービス会社では、何よりもサービスを重視した会社経営をしてしまっていたため、そのサービスがなかなかうまく成長しない局面を迎えると、会社そのものの存在価値に対する疑問がステークホルダーの間に生じてしまう。
    もともとは個人のお客様が抱える資産運用に関する課題を解決するためのソリューションを提供したいという想いを中心に創業・経営していたにも関わらず、組織資産であるMVV等を明確に定義しておかないと、いざサービスや事業が停滞した時に苦しい状況に陥るということを実体験として学びました。
    そのため、現在の日本資産運用基盤グループを創業する際には、人材の採用やサービスの開発に取り掛かる前に、何か月もかけて「何のためにこの会社を創業するのか」「何のためにこの会社は存在するのか」ということを徹底的に考え抜きました。
    創業して3年半が経った今も、その組織資産を基軸に人的資産→物的資産→顧客資産→金融資産という「見えない資産」サイクルが順調に稼働しているとは必ずしも言えない状況にまだありますが、何のためにこの会社は存在しているのかを明確にしていることは、会社組織の運営に重要であることを日々感じています。

    (参考)バリュークリエイト社「『見えない資産』経営」
    https://www.valuecreate.net/service/advice/thinking/


注目のコメント

  • VP of ROOTSCAREER | LinkedIn TOP VOICE | 日経xwomanアンバサダー | 幸せに働く人を増やしたい

    私たちは何のために企業活動を行うのか

    というのがパーパス。purposeという単語は直訳すると「目的」だけど、パーパス経営の文脈では「存在意義」と訳されることが多いそうだ。これまでだって企業にはビジョンとか経営理念とかあったわけで、それと何が違うのといえば「何をやるのか」ではなくて「なぜやるのか」にフォーカスしているとの説明だ。

    だから、これまであったそういうビジョンとかが既に目的として定義されていた会社もあると思うし、その意味では特別新しくないな、と感じる部分もあるのよね。ただ、このワードが脚光を浴びてきている背景には、タイトルにあるような多様化もあるけど、環境の変化の中でビジネスモデルさえも変革を迫られているということがあるんだろう。

    企業分析をする立場からすると、これまで企業のいろいろな打ち手を見ながら、どんなところを目指しているのか、何をしようとしているのかを読み解くということをしていたのだけど、そのめざすところが明確に指し示された感がある。そういう意味で、対外的な透明性が高まる側面も大きいよなぁと。

    中の人からしたらどうなんだろう。目先のところでいえば当然、内部の人なりの情報があるので分かりやすさはあまり変わらないように思うけど、3年先・5年先の会社の方向性は以前より明確になるのかしら。

    色々な金融機関のパーパスがまとまっていて、興味深い記事ですのでおススメです。

    #金融 #銀行 #保険 #生命保険 #損害保険 #パーパス #経営 #パーパス経営


  • 転職エージェント

    我々は「何を」営む事業体なのか、ではなく、我々は「なぜ」存在しているのか
    テクノロジーの進化とともに、30年前にビルゲイツ氏が言った「銀行機能は必要だが、今ある銀行は必要なくなる」という言葉が、銀行のみならず既存の金融機関を含めた金融サービス全体において現実のものになってもおかしくない時代になりつつあります。
    大きな変革が求められる今だからこそ、なぜ存在するのか意義を言語化する事には大きな意味があると考えます。
    ただ、これは既存の金融機関のみならず、フィンテックや新たに金融ビジネスに参入しようとしている全てのプレイヤーにも同様に求められるものなのではないでしょうか。
    金融マーケットに携わる者として、各社が少しでもパーパスに近づくお手伝いができればと思います。


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