[5日 ロイター] - リフィニティブIBESのデータによると、米S&P総合500種指数採用企業の2021年第3・四半期利益は、前年同期比42.6%増加する見通し。エネルギーセクターを除くと、利益は同34.2%増加すると見込まれている。

これまでに第3・四半期決算を発表した495社のうち、利益がアナリスト予想を上回った企業の割合は81.0%。長期平均は65.8%、過去4四半期の平均は84.7%。

第3・四半期の売上高は、前年同期比17.0%増加する見通し。エネルギーセクターを除けば13.6%の増収となる見込み。

これまでに第3・四半期決算を発表した企業のうち、売上高がアナリスト予想を上回った企業の割合は76.4%。長期平均は61.3%、過去4四半期の平均は79.3%。

第4・四半期の1株利益について、悪化もしくは市場見通しを下回ると予測している企業は53社。改善もしくは市場見通しを上回ると予測した企業は34社。悪化を改善で割ったネガティブ/ポジティブレシオ(53/34)は1.6。

S&P500企業の今後4四半期(21年第4・四半期─22年第3・四半期)の予想株価収益率(PER)は21.2倍。

6日からの週に四半期決算の発表を予定するS&P総合500種指数採用企業は7社。