2021/12/9

【暦本純一】私の研究はSFに導かれた。読み継ぎたい名作5選

東京大学情報学環教授 「妄想する頭思考する手」
スマホの画面を指2本で広げたり狭めたりする「マルチタッチ技術」を世界に先駆けて開発するなど、先進的なイノベーションを起こし続けてきた、東京大学大学院教授の暦本純一氏。
実は暦本教授は大のSFファンとしても知られ、SFから得たインスピレーションが、自身の研究開発にも多大な影響を与えているという。
本記事では、革新的なアイデアとテクノロジーによって未来を現実のものに変えてきた暦本氏に、珠玉のSF小説を5冊推薦してもらった。
未来を創造する研究者は、SF小説家が描く世界線をどのように見つめているのだろうか。
INDEX
  • 新技術を生み出せたのはSFのおかげ
  • 1:『インヴィンシブル』
  • 2:『接続された女』
  • 3:『クローム襲撃』
  • 4:『華氏451度』
  • 5:『ソフトウェア・オブジェクトのライフサイクル』
  • ディストピアに現れる、リアルな本質

新技術を生み出せたのはSFのおかげ