コアラ激減させるクラミジア 気候変動で状況はさらに悪化

コメント

選択しているユーザー

• 平野 啓一郎

  小説家

  ・2021年12月04日

  シドニー大学によると、クイーンズランド州、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州に生息する一部の個体群のクラミジア感染率は１００％で、完全に生殖力を失っているという。

注目のコメント

• 有馬 シェリー

  ロータリー･マッチング 代表

  ・2021年12月05日

  クラミジアは性行為によって感染する性病の一種で、全世界で毎年１億人以上が感染している。
  コアラの場合も、クラミジアを制御できないと失明したり、生殖器官に痛みを伴う嚢胞ができ、不妊や死を招く恐れもある。
  
  クラミジアの治療に使用される抗生物質は、ユーカリの葉を消化吸収するのに必要な繊細な腸内フローラ（腸内細菌）を破壊してしまうため、クラミジアが治っても餌が食べられずに餓死してしまうコアラもいるそうです。