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「他社の後追いのようなことはしたくなかったですね。これまでになかった商品を開発することで、お客さまに『あ、これいいかも』『こーいうモノが欲しかったんだよね』と思われるようなブランドができないか。そんなことを考えていました」
というコメントに見られる、既存市場のデータ分析ではない顧客視点での開発、真似したいです!
そして開発に数年かけさせてくれる会社も素晴らしいと思います。
軽くてコンパクトで壊れにくく使いやすい。そして機能を追求したその先に生まれる機能美を兼ね備えている。そんな傘なら例え1万円でも購入したい。
そー考えている人、実はかなりいるのではないか。かくいうボクも、出張の多い時期、1万円以上の折り畳み傘に手を出した。確かイギリス製の、老舗のメーカーだったと思う。もう何年も使っているけど、とても重宝している。出張用のバッグには常時入れっぱなしだ。
そうなるとコストパフォーマンスも、決して悪くないのである。超コンパクトなので、大きめのポケットにそのまますっぽり入るため、行き先で置き忘れることもない。
安さを追求するのもいいけど、機能を追求したその先に、今後のヒット商品がまだまだ隠れているなと感じる。そしてソらは長く使えるから、気持ちにも環境にも、いい結果をもたらしそうだ。
↑ここ笑いました。それはさておき、、、
D-VECは国内のファッションデザイナーを迎え本格的なコレクションも作っています。ブラックが主体のシックなコレクションです。
BEAMSさんとDAIWAさんのブランド、DAIWA PIER39は行列ができるほどの人気で中々手に入りません。
丈夫だし、使いやすい。何より絶対忘れない!
もう10年は使っていますから、結局お得です。
そういう人は多少高価でも全く問題にしない。マーケティング的には一定量ターゲティングできれば良質なビジネスになり得る。ところが多くの場合はそんな潜在顧客を掴みかねている。知らないうちになぜか売れてくることによって気付く。正にこの記事のように。
顧客の困りごとやニーズにどうやったら到達できるのか? これはインタビューや観察しかありません。現代はネットという都合の良いツールをいかに使うかにかかっている。ECサイトではさんざん探しても買わない人を絞れるわけで、そこにアクセスすればある程度は深掘れるはずですね。
そういう私も、数年前に軽くて大きい折り畳みの傘を散々探しました。気に入ったものが見つからず、妥協して購入しました。そういう人は多いはずです。
日本の企業には今回の記事のカーボンの技術のように眠っているor他の分野にも転用できる かつ その企業しかできない技術がたくさん眠っているのではないかと思っています。
個人的にこのような話題は興味があったのでとても面白かったです!
1本1万円以上の「D-VEC(ディーベック)」の傘が売れているという記事です。
まぁ、理由はいくつかあると思いますが、これからの新規参入に関しては土台があることが重要になりそうですね。
今回の場合では、釣り具ブランドの「DAIWA(ダイワ)」を抱えているグローブライドという会社が参入しました。
例えば、釣り竿と傘の中棒のシナジー感は理屈抜きにイメージできます。
強風で傘がしなっても絶対に折れないですよね、笑
また、船を借りて海に出て本格的に毎週釣りをする人は所得は低くありません。
そういった、釣り好きでブランのコアファンもターゲットになります。
そのような土台があることで、傘を利用したあとの利用イメージができれば高くても安心して購入することができますし、市場が見えていることで開発側も気持ちよく開発できるではないでしょうか。
勉強になります。
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https://note.com/gayatec/m/m4b74eb72a919
ローカルビジネスの研究所 ~がやてっく開発室~
ここの傘も公式ショップを見ると120gの方が売れてるみたいね。ニュースバリューはあるけどあるすぎる傘はすぐ壊れるリスクがあるのでオススメできないね。
自社のコアアセットを軸に、ブルーオーシャンを見つけ、特許を作り、穴を開けにいったという、まさに富士フィルムとコダックの事例に近い。
発売開始までに相当な時間を要しているが、"これを作りたい'という想いがなせた業。