[ワシントン/サンフランシスコ 3日 ロイター] - 少なくとも9人の米国務省職員が使用するアップルのiPhoneがハッキング攻撃を受けていたことが分かった。攻撃にはイスラエルに拠点を置くNSOグループが開発したスパイウエアが使われ、攻撃者の正体は不明。4人の関係筋が明らかにした。

ハッキングはここ数カ月の間に行われた。攻撃の対象となった職員は、ウガンダを拠点にしているか、同国に関する問題を担当していたという。

今回の攻撃は、NSOの技術を利用した米国政府関係者へのハッキングとしては最も広範囲なものとなった。