“部活の常識”を覆せ! 「全体練習は週3回、1時間半」なのに花園常連静岡聖光学院ラグビー部の効率化がスゴい
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注目のコメント
今は同校の校長先生をされている星野先生が監督をされてから静岡聖光学院の奇跡が始まりましたね。
ブラック企業の代表例かのような電通出身の星野先生が着任されてからのラグビー部が始めたのは徹底的に合理的な練習。徹頭徹尾ゲーム本場を想定した練習です。
だいたい3時間も半日もかけてみんなで練習すること自体、まったく本番を無視した、本末転倒な練習のための練習になっていることの証左。
日本のスポ根的な高校の部活動も実はいまものすごい勢いで変革が広がっていて、全国区の強いチームほど記事のようなうねりが起こっています。
私がコーチをしていた母校のラグビー部は化石時代みたいなチームだったので、先生に気付きの機会を提供すべく夏の菅平合宿で静岡聖光学院と練習試合を組もうと働きかけたんですが、予定が合わず実現しませんでした。
それで分かったんですが、花園常連校は多くのレベルの高い練習試合をマッチメイクできるように毎年同じ週に、同じ宿で合宿を組んでいるんですよね。
世界のティア2国がティア1国に挑ませてもらうのに壁があるように国内の高校レベルでもこんな壁があります。
このコミュニティに入れるかどうかで毎年花園に出るか、あと一歩届かない母校のようなチームの差となって表れます。世界的に見ると部活が異常なだけ。アメリカは、季節毎にスポーツが変わり、大きくなるまで一つのスポーツにフォーカスしない。欧州サッカーの育成年代も、日本みたいに年がら年中休みなしの毎日練習ではなく、長い学校休みは親と共に長期バカンスです。日本の場合、親が休みをしっかり取るところから始めるべきか…
確かに素晴らしい練習方法だと思います。
しかし、花園常連と見出しをするのには少し疑問です。別にそこまで激戦区ではない静岡県では、関西圏に比べると花園出場はまだ容易な方です。また、4年連続1回戦突破とありますが、結局のところ、4年連続2回戦止まりで100点ゲームを強いられた年もあります。
また今時の強豪校はビデオミーティングやそれによるイメージトレーニングはどこも取り入れています。また自主的な行動を取り入れているチームも普通にあります。
練習方法はとても魅力的だし考え方も良いと思いますが、記事の書き方には少し疑問を持ちました。