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感染しないに越したことはない。
情報を公開するなら、せめて既にワクチンを打つているかどうかはわかるようにしてほしい。既存のワクチンは、いかなる変異株でも感染は防げないが、重症化しにくいということになっているので、感染者の数で騒ぐのは間違いでしょう。
南アフリカからベータやデルタよりも感染性がはるかに高いことを伝える報告が届いていますが、これすら他の国でどう解釈して良いのかはまだ分かりません。
感染性は、主に、ウイルス自体の伝播性が高いこと、あるいは人の持つ免疫を回避することの両者によって高まる可能性がありますが、これらのうち、どちらがどの程度寄与しているのかは分かっていません。
また、ワクチンによる免疫がどの程度回避されるのかについてもまだ分かっていません。このため、ワクチン接種率の高い日本でどのようなことが起こるのかも分かりません。高い懸念が示されていますが、結果として日本ではあまり広がらないという可能性もないわけではありません。南アフリカで見つかったベータでは、実際そのような経験もしました。
重症化が起こりやすいのかなどについてもまだ全く分かっていません。ただし、これまでの変異ウイルスの経験から、ワクチンの感染予防の効果が低下する可能性とともに、重症化予防効果はそれに比べれば維持される可能性が推測されていますが、それもどの程度のものになるかはまだ分かっていません。
ただ、「分かっていない」とは言っても、同じコロナウイルスであり、変異がいくつあっても、ワクチンの重要性も感染対策の重要性も変わりません。なぜなら、「分からない」というのは、100か0かの話ではなく、90が90のままなのか、あるいは60になるか30になるかのようなイメージの話だからです。
現在は、報道を見る限り、パニックや不正確な情報で判断力を鈍らされるリスクの方が高くなっている状況ではないかと思います。
オミクロン株で2歳の子供が無くなった等の報は偶にありますが、感染が急拡大したとされるアフリカ等で死者数が急増したとの報道はさして目にしません。仮にワクチンが効き難く「感染性は極めて高い」としても、若い人は無症状であることが多く致死率も極めて低いのは従前の新型コロナウイルスと似ているように感じます。だとしたら、平均寿命が短いので若い人が多く、ワクチン接種も進まぬアフリカで、若い感染者が当人も知らぬ間に感染を広げて陽性者が爆発的に増えたのも頷けます。感染リスクと経済を崩壊させるリスクを冷静に比較考量して然るべく対応することが重要な局面ですが、感染防止一辺倒の集団興奮状態に陥った感のある日本では難しそう。「オミクロンにパニックの必要なし」とWHOに言われても、WHO自体の信頼が失われていますから、日本で安心感を生むに至りませんし。
人口当たりの陽性者数が欧米の10分の1程度、死者数が15分の1程度の我が国がGDPを欧米並みに落ち込ませ、回復も遥かに遅れる結果を招いた原因のかなりの部分はこうしたところにありそうです。これは、日本と日本人を日々貧しくして行くことと同義です。新政権のもと、国民の日常生活と経済を軽く見た直情的な動きが加速されそうで何となく不安です。(・・;
#朝のニュース部 山田悠史医師のオミクロン株解説@clubhouse
https://www.clubhouse.com/event/xLjGA3Vk
重傷者や死者が急増しているわけでもありませんし…。
日本は、ワクチンと国民一人一人の感染対策でここまで収束させた訳ですから、結局、これしかないでしょう。
強いて言えば、今ゆるゆるな人は引き締めて欲しいですね。
→主に酔っ払いの人達
コロナ成金の専門家の人達、残念でした。