米雇用者数、11月は21万人増に減速-失業率は予想以上の低下
Bloomberg.com
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米労働省が朝方発表した11月の雇用統計は、非農業部門就業者数が市場予想(55万人増)の半分以下の前月比21万人増と、伸びは前月(54万6000人増)から大きく鈍化。これを受け、米利上げ前倒しへの警戒感は幾分後退し、ダウは高寄り後、一時160ドル超高を付けました。
然し乍ら、失業率は新型コロナウイルス感染拡大が本格化する前の2020年2月以来の低水準である4.2%(前月4.6%)まで改善された為、FRBの金融引き締めに影響を与えるものではないようです。
非農業部門就業者数の大幅な増加減は、景気の悪化ではなく、新型コロナ感染拡大の影響で、120万人が職探しをできない状況にあると言えます。実際に、企業の求人は堅調で、失業率の大幅な低下につながったとみられてます。