オミクロン株警戒も空港検疫に“穴”? 「抗原検査ではなくPCR検査をすべき」と専門家指摘〈dot.〉
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空港検疫を『抗原検査ではなくPCR検査にすべき』という意見は専門家と呼ばれる人からも指摘されている。だが考えても見て欲しい。いま帰国するのはほとんど日本人であり、入国前にPCR検査が義務付けられている。つまり空港検疫で陽性として発見されてる人は全てPCR検査をすりぬけてきた人と言い換えることができる。
『PCRにしろ』という専門家はPCR検査の精度にしか目がいっていない。もともとPCR検査は唾液などの検体の中にウイルスの遺伝子があるのかを調べ、感染を推定する検査。直接感染を見ているワケではない。
なのでPCRの精度がいくら高くても感染食後でウイルスがまだそれほど増えていなくて唾液にまでウイルスがきていないと『感染者でも陰性』と出る。それは検査精度の問題ではなく検査の特性の問題で仕方がない。だからすり抜けると考えられPCR検査をした人にも隔離をしようという根拠になっている。
もしPCR検査が完璧なら隔離する必要もないし、入国前の検査のみでOKなはず・・でも完璧でないから検査を複数して隔離もする。
一方で抗原検査も主に2種類あり空港で採用されているのは精度が高いものとされるPCRには及ばないが検体にウイルスがそれなりにあれば陽性と出る。PCR検査より早く結果がわかる。検査の大変や検査キャパを考えれば妥当な選択だと僕は思う。