なぜサッカー界には“新庄剛志のような監督”がいない? 野球との違いと指導者育成の問題点「カズさんやゴンさんが監督になっても」
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新庄がサッカーをやっていたら、能力はおいといて、同じように注目されるような選手や監督になるんだろうと思うので、人との紐付きは否定できませんが、結果が悪くても降格によって大幅な収入減がないという意味では、エンターテナーが出やすい土壌なのかもしれません。
選手としてのスーパースターが監督になったあと、それでも勝利という結果が求められ、外からやんや言われるのは世の常。由伸や中畑やがボロボロに言われていたのが記憶に新しいです。逆にノムさんや森は監督としての結果で黙らせた。森がベイに行った後の手のひら返しもありましたね。
新城が勝利という結果を出すのか、結果出さずに人気を保つのか、結果出さずに手のひらを返されるのか。何にせよ、注目されていることは間違いないです。
注目のコメント
そもそも新庄さんは野球界でも異端だと思いますが、日本のプロ野球界とプロサッカー界の構造的な違いをわかりやすく解説してくれる意味では良い記事だと思います。
さらに補足すると、日本のプロ野球はアメリカをモデルとしており、Jリーグはヨーロッパをモデルとしています。
アメリカにとって競技スポーツとはエンターテイメントであり、公平性よりも魅せることが重視されます。選手はあくまでパフォーマーのため、ドラフト制度があってチームを選ぶことができません。また、NBAで扱われているバスケットボールはトリッキーなプレーを可能とするために公認球より少し小さくなっていたり、学生スポーツも地域のスポンサーをつけたりと、興行的な側面が大きい特徴があります。
一方、ヨーロッパでは地域に根ざしたスポーツクラブが土台となり、その上により上位のリーグ、そしてトップリーグがあります。トップリーグともなればプロ選手ばかりで興行的な側面は大きくなりますが、全体としては公平なレギュレーションの下で地域からプロリーグまでが運営されています。監督だけでなく、そもそも新庄のように華のある選手がいない。プロは夢を売る世界なので、みんな一緒の金太郎飴育成システム見直し、異能異才を見守りましょう!
新庄剛志は野球界でも異端児です。
この記事は野球とサッカーの構造的な違いを上手に解説しています。それにしても、新庄・ビックボスの抜擢に期待通りの注目、野球界に大きく影響を及ぼしてます。