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世界初の生体ロボット、「生殖」が可能に 米研究チーム

CNN.co.jp
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    TAZ Inc. 代表取締役社長

    これはすごい。生体ロボットである「ゼノボット」はカエルの幹細胞から形成された幅は1ミリ以下の生きたロボットで、数週間エネルギーなしで自律的に動くことができ、将来的にはヒトの身体の中で薬を運んだり、放射性廃棄物を処理したり、海洋マイクロプラスチックを収集したりできるのではないかと言われています。そんなゼノボットが、幹細胞を集めて圧縮してそれが子孫へと成熟するという、全く新しい自己複製の方法を取ったという論文です。これを生殖と呼ぶのかどうかは不明ですが、論文ではキネマティックな自己複製と表現していますね。

    実験室内の限られた環境条件の下ではあるものの、ロボットだと思って作ったものが新たな自己複製方法を生み出すとは驚きです。ゼノボットについては、生物なのかロボットなのかという議論が生まれる点では「火の鳥」のロビタを思い出します。


    論文中の図がおもしろいです。論文はこちら↓
    https://www.pnas.org/content/118/49/e2112672118


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    東北大学 副学長・教授

    うーむ、これは「生殖」や「自己複製」の定義の拡大解釈ですね……。
    カエルの「animal pole(動物極)」と呼ばれる部分は、いわゆる幹細胞が集まっている領域で、この部分だけ取り出して種々の発生生物学的な実験が為されてきました。
    動物極の細胞のみを発生させた場合には、正常な幼生(オタマジャクシ)には発生しないことは、発生生物学者なら誰でも知っていることであり、そのような細胞の塊が独自に動くことも、あまり不思議なことだとは思いません。
    動物極の細胞に限ったことではありませんが、細胞集塊が周囲の細胞を巻き込んでいく、あるいは、油滴などと同様に、大きくなりすぎた塊が分かれる、という生命現象も、ごくありふれたものとして、普通の細胞生物学者、発生生物学者は目にしてきました。
    拙ピッカーは、将来的にロボットの材料として細胞が用いられることは十分考えられると思いますし、そのような研究を応援したいと思っていますが、紹介記事は煽りすぎですね。元のPNAS論文をお読みください。


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    ビジョンケア 代表取締役社長

    これは、バラバラの細胞を「新たに加えて」、それを幹細胞由来細胞凝集塊の動きによって凝集させたということで、従来の生殖や複製という観点で捉えるのは違うと思います。生物学的複製でなく、工学的複製でしょうか。
    その動きを最も効率よくできる形状を探したところが意味を持つと思いますし、この動きをロボットになぞらえて利用しようというのも面白いと思います。
    現象としては培養皿の中で幹細胞が勝手に(もちろん必要なタンパクを順次加えてですが、それだけで)立体的な網膜が出来上がってしまったオルガノイド研究の始まりのScienceの論文の方がインパクトがあったように思います。だからPNASなのかな。
    でも、これからどのような方向に行くのか興味深い。


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