[30日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)に所属するクリスティアノ・ロナルドが、自身とリオネル・メッシとのライバル関係について、サッカー専門誌フランス・フットボールの編集長が「うそをついた」と非難した。

パリ・サンジェルマン(PSG、フランス)所属のFWリオネル・メッシは今年、南米選手権(コパ・アメリカ)でアルゼンチン優勝に貢献するなど活躍。フランス・フットボールが選定する2021年の最優秀選手賞「バロンドール」で史上最多7回目の受賞を果たした。

表彰式は29日に行われたが、これに先立ち、フランス・フットボールのパスカル・フェレ編集長は米紙ニューヨーク・タイムズに対し、「ロナルドの唯一の野心は、メッシよりも多くバロンドール賞を獲得して引退すること」と語っていた。

バロンドール賞を5回受賞しているロナルドは自身のインスタグラムで、「パスカル・フェレはうそをついた。私の名前を利用して売名し、自分の働く出版社の宣伝をした。これほど名誉ある賞を授与する責任者が、フランス・フットボールとバロンドール賞を常にリスペクトしてきた人に対して絶対的な無礼を働き、このようなうそをつくのは許されない」と憤りを示した。

さらに「私は常に自分自身と所属するクラブのため、自分自身と自分を愛する人々のために勝利してきた。私のキャリアにおける最大の野心は、世界のサッカーの歴史に金色の文字で自分の名前を残すことだ」と述べた。