[ワシントン 30日 ロイター] - ホワイトハウスのサキ報道官は、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が今週の会合で需要に見合う原油生産の方針を決めるよう望んでいると述べ、原油価格が下げてもガソリン小売価格が連動していないことに不満を表明した。

「われわれはいら立ちを感じている。石油価格が下落しても、ガソリン価格は下げていないからだ。エコノミストや石油市場専門家でなくとも、何かが正しくないと分かる」と述べた。

バイデン大統領は、燃料価格の高止まりの原因になっている可能性がある石油・ガス市場での違法行為の調査を指示している。