見えないモノを写せるカメラ 曲がり角に隠れた物体や頭蓋骨内の血管などが撮影可能
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すごい!見えない箇所、隠れている内側の状態をバラさないでも可視化することができるならば、機械やインフラなどの点検などに大きなポテンシャルがあると思う。同時に見えないところに隠れているなどの軍事利用もおおきに考えられる。研究費がDARPA(アメリカ国防省の研究支援期間)から出ているのも納得。
注目のコメント
光は波なので,振幅と位相という2つパラメータがあるのですが,人は位相には感度がなくて光の強度(振幅の二乗)だけを感じているので,カメラとか一般的な光学計測では,光の強度の2次元パターンを計測しています.
一方,(詳細を理解したわけではありませんが)ここでは複数波長の光源を使い,更に干渉を利用することで,位相の情報も活用し,曲がり角に隠れた物体などの再構成をします,という研究です.
個人的には,曲がり角の先の話よりも,散乱体の向こうの状態を計測する,というあたりがより現実的な話かなと思いました.指とか暗闇で充電中の赤いLEDにかざしてみるとすごく良い散乱体であることが見えるのですが,この技術を使えばそんな散乱体越しに,血管の状態とかを計測できるということかと思います.I wrote articles about similar technologies for CNET Japan.
レーザーの反射光で曲がり角に隠れて見えない物を見る技術
https://japan.cnet.com/article/35115983/
MIT、曲がり角の陰をスマホのカメラで見通す技術「CornerCameras」--特殊光源も不要
https://japan.cnet.com/article/35108598/