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記事内では日本の大学の問題点として
1若手研究者のポストが減少
2博士進学率の低下
3国際的な論文競争力の低下
の三点が挙げられていました。
1に関してですが、若手の研究者がが伸び伸びと研究に打ち込める環境を構築することがもたらす「価値」の認識は広まるべきだと考えます。若手がベテランと協力し、世代間交流を経て知見を共有し合えば、更なるイノベーションも生まれるのではないでしょうか。
2の現状も改善されるべきです。研究する意思のある学者がたくさんいるのにも関わらず、サポートが低いが故に断念してしまう若者のエピソードを聞くたびに胸が痛みます。この現状は看過されてはなりません。
3の国際的な論文競争力の低下は、大学入試の二次試験時のグループディスカッションのお題に挙げられていました。日本の論文競争力の国際的地位が低下したことに関する原因を考える内容でしたが、インターネットの波に乗り遅れたことなどが議論のメインテーマとして挙げられました。加えて、国際的に見て日本の公的資金が教育機関に割かれている割合は突出して低いということも考えられるでしょう。
上記の現状を踏まえ、政府主導で大学ファンドのプロジェクトが進められていることを知れて、日本の未来に少しは希望を見出せました。一方で、公的資金の投入など、あらゆる点の是非に関しては、熟議が不可欠であるように思えます。
私自身、ファンドの仕組みについて学ぶきっかけになりました!
とても勉強になる記事です。是非一読して頂き皆様のご意見を伺いたいです。
お金がない、待遇が悪い等の理由で院に行けないというお話もよく聞くので、一刻も早く良いサイクルが確立されることを望みます!!
ただ少し気になるのが、お金の出所です…
そこに新しくかかるお金は、何か別事業の配分を減らしたのか、はたまた借金か…
行政の財政は厳しく、リスクを背負って新規事業をやることが難しい文化であると噂では聞いていますが、それだけ重要に見られているということでしょうか。
経済に詳しいわけではないので深く論じることはできませんが、できるだけ悪くない形で私たちの世代にバトンが繋がれることを願います。
日本の大学の問題点2:博士進学率の低下 について
個人的に、博士課程に進学すると言うのは、研究を続けられること以外は損しかない印象です。また、理系の修士卒でコンサルなどのビジネス職に就職する人も以前に比べると増加していると思うので、それも関係があるのかなと思いました。
日本の大学の問題点3:国際的な論文競争力の低下
研究をしていると参考にする文献を探すことになるのですが、世界中の論文が集まっているサイトで検索をしてみると、被引用論文数が多い論文のほとんどがアメリカか中国の研究者の論文で、日本人の論文はたまにしか見ない印象です。なので、11位という順位以上に深刻な問題なのかなと思いました。もちろん、分野によって事情は異なると思いますが、、
私は人類学専攻を希望だったのでエスノグラフィ作成に向けての作業でしたが、友達には海洋生物学の研究をしに水族館で無料で働く分の給与を学校が出してくれ多人など、結構柔軟に応募ができました。
興味分野の研究へのハードルを下げ、希望する学生に授業外での研究の機会を与えるという意味でも、大学ファンドのメリットは大きいのではないかと。