「成績優秀」な学生は魅力的? 人事のプロはどうみる
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GPA重視の採用をすると何が1番利点なのか、それは「学歴バイアスを排除できる」ということ。
日本では、いまだに大学ブランドが独り歩きしているようですが、大事なのは、学生がどんなものに熱量を注いでいて、専攻はなんなのかだと私は思っています。
現に海外では、「どの大学に通っているの?」ではなく、「何を学んでいるの?」から会話がスタートします。(大学がありすぎて聞いてもわからないというのありますが笑)
それに、何かを学ぶ理由が好き・知りたい・現状を変えたいから来ると結果的に学習意欲が高まりGPAも自然とついてくるものだと思っています。また、学生は、授業で学び考えさせられたことから次の「やりたい」を見つける方も多いと思います。
人生という唯一無二のストーリーを語るときに、学業やGPAにも焦点を置くのはその人を知る上で重要不可欠な要素になると思っています。今年就活した学生ですが、ほぼ全ての企業でGPAの記入欄がありました。(実際見ていたかはわかりません)
ただ実際GPAは大学、学部によって平均値が全然違うので、一概には比べられません。僕の所属する立教大学経営学部では平均GPAは2.7だと聞きました。
他大学はわかりませんが、僕の学部ではGPAは余裕で取れてしまうので、単位取得が難しい学部はかわいそうだなと思います。大学での学業が重視されず、ガクチカという名の課外活動ばかり見られてしまうのは、多くの大学が純然な研究機関としてではなく、ある種モラトリアム的な「就活予備校」的位置付けになっているからなのかなと思いました。
大学での勉強を頑張ってきた経験がある学生からすれば、「学生としての本業」をこなしてきたということもしっかり評価して欲しいというのが本音かと思います。
(一方で採用側からすれば、その大学でその成績を取ることがどれくらいの努力を要することなのか、ということが客観的に評価しづらいという難しさもあるのかなと思います。ここに対し、うまくGPAが機能してくれるようになって欲しいです。)