就活、現行ルールを維持 24年卒、選考6月から
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今年就活した学生ですが、正直このルールは実態としては全く機能していません。僕自身、3月の時点で外資内資含めて5社程度内定を(幸運なことにも)頂き、3月で就活を終えました。
真面目にこのルールにしたがっているのは一部の総合商社や銀行等のTHE日系企業のみだと思います。難しいですね。このルールを守らざるを得ない(と考えている)有名企業や大企業にとって、ルールは関係なく優秀な人の採用に必死な企業に比べて採用でどんどん不利になっていくように見える一方で、大手企業の内定を本命と考える学生は、大企業のオファーを受諾した時点で他の先にもらっていた内定を断るということをするのかと。
新卒採用は、なかなか学生の方も、採用する企業側も、最後の最後までどんでん返しがありそうでー最近では内々定を取り消しなんていうニュースもありましたしーソワソワしてしまうというのが、今の日本の新卒採用という印象です。ご存知無い方も多いと思いますが、企業の要請で過去このルールが無かった時代がありました。
その時に起きたことで言うと、
・大学1年生にも企業から声がかかる。優秀な生徒はそこで複数企業から内定取る
・内定を出した企業は、1年生の時から内定者フォローをし続ける必要があるのでコストは増大。
・結局辞退も相次ぐので、採用目標を達成するためには1年生から4年生まで大量の内定を出さなければならず管理も大変
大企業ならいざ知らず、日本の9割を占める中小企業には上記なんて対応できるはずがありませんでした。
こんな背景から企業側の要請で再度ルールが設けられています。
形骸化してることは間違いないですが、一概に撤廃するのも違うんでしょうね。
個人的には、中途採用とセットで考えた新卒一括採用の見直しが必要だと思っています。