[パリ 29日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるビルロワドガロー仏中銀総裁は29日、最近の新型コロナウイルス感染者急増と新たな変異株「オミクロン株」の出現は経済見通しにさほど影響を及ぼさないとの見方を示した。

ビルロワドガロー総裁はオンライン会合で「最近の感染やオミクロン株を巡る状況を注意深く見守らなくてはならないのは明らかだ。度重なる感染の波の経済的影響はこれまでのところ、あまり深刻ではなかった。今回も経済見通しをさほど変えるものではないと思われる」と述べた。